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最後の桜

sakura2009

初めてドイツで春を迎えた9年前、ホストマザーと桜の話をしたことがある。
ドイツにも桜はあるのよ、と言うので、わたしはとても楽しみにしていたのだが、
実際わたしが目にしたものは、濃いショッキングピンクで、日本の可憐で儚げな桜とは、
似ても似つかぬ代物で、随分とがっかりしたものだった。
この状態を人はホームシックと呼ぶのかもしれない、と初めて感じたのは、
実はこの時だった気がする。

ドイツに長年住むうち、最初に見た、あまり上品とはいえない桜以外にも、
いろいろな種類のものがあることが分かった。日本の桜によく似たものも見かけるようになった。
寧ろ、どんな素晴らしい枝振りの木の下であっても、青いビニールシートで景観を損ねることのない分、
こちらの桜の季節の方が楽しめるのでは、と思えるほどになった。
来年の春、日本で見るであろう桜に、わたしは逆にドイツへのホームシックを覚えるのかもしれない。


写真は今年最後の桜、そしてドイツで見る最後の桜。
またいつか、お目にかかれる日が来るだろうか。

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